Cilviaの趣味と技術の記録

ポエムからまじめなことまで

高専入って、5年が経って。

この記事は、高専 Advent Calendar 2018 の14日目の記事です。

 どうも、Cilviaです。 気が付いたら高専生活ものこり3か月となりました。 あっという間の5年間でしたが、入学当初と比べるといろんなことを学んでこれたような気がします。 なんか完成してないですが、間に合わないのでとりあえず公開します。 明後日受験なのに入れたの誰だよ。

 とりあえず、今回はこれまでの高専生活を振り返りつつ、考え方や取り組みの変遷についてふんわりとまとめていきます。 まぁ、ただのポエム。

TL;DR

1年目

入学してすぐ~3か月目くらい

 入学したときの僕は、これから来るであろう新たな学校生活に心をときめかせていた純情な少年でありました。 とは言っても、やりたいことはもう決まっていたのです。

そう、ロボコンです。

 そもそも高専に入るモチベーションがロボコンがしたいからって時点で、いかにも高専生らしいでしょう。 そんなわけでそそくさとロボコンをしている情報総合研究部に入部した僕は、毎日のようにロボコンをやるようになりました。 もちろん、元放送部であった僕がいきなりロボットを動かせるわけもなく、地道に回路やプログラムを勉強しては実際に構築し、先輩からフィードバックをもらっていました。 7月ごろには同級生のメンバーとともに実際に1台ロボットを作り、自分に技術がついていることを実感していました。 このころはまだ部員の数がちょうどよく活動しやすかったですね。

 このころは漠然とこれまでできなかったことが次々とできるようになっていくようで楽しかったです。 環境や同士がいない中学時代よりも本当に楽しく活動をしていました。 毎日のようにC言語でプログラムを書いたり、マイクラでmodを入れまくって遊んでいたのもこの時期です。 ほんとにずっとノートPCに向かって作業のできることに喜びを味わっていました。 まぁ、入学したてなので光に満ち溢れていたわけです。

ちなみにこのころはまだツイッターなんて高尚なサービスには、まともに触れていませんでした。 僕にもこんな時期があると思うと、なんだかほほえましくなりますね。

夏休み

 高専にもある程度慣れ、ロボコンでもある程度先輩のサポートができるようになってきたころ、夏休みが始まりました。 まぁぶっちゃけ暇なわけです。大した宿題もでず、合宿は1週間くらいでしたし。 余りに暇なので、ここでデザインに手を伸ばします。 授業の課題で出されていた学科の紹介のポスター(A4)を本気で取り組んでみるかと一念発起し、ごちゃごちゃとやっていました。 これがやり始めると意外と楽しかったわけです。 フォントを入れたり、かっこいいポスター参考にしていじってみたり。  そんなこんなで頑張ってみたら、なんとクラス内で1位をもらえてしまったのです。
当時作ったポスターはこんな感じ。Inkscapeで作っています。

f:id:Cilvia:20181214210537j:plain

なんというかこの体験があったからこそ、デザインはこの後の人生において重要なものになっていきます。

~年度末まで

夏休み終了後はすべてロボコンに捧げました。 そのおかげか、中国地区では優勝し全国への切符を手に入れました。 しかし、それ以上はうまくいかず全国大会では無念の初戦敗退。(しかも相手は中国地区決勝の相手) そこで初めて、挫折感を味わったような気がします。 あまりに悔しくて、何度も泣いていました。

そのあとの津山市でもうまくいかず、予選リーグで敗退しました。 ここでさらに心が折れました。

これまで自分が知らなかった広い世界を知ったことで、自分なんかより能力を持った人がごまんといることに気が付かされました。 まぁつまるところ、自分の無力さを知るに至るわけです。 自分が思っているより自分って能力無いんじゃねと。 専門としているロボットの制御ですら、適当にやって動くか動かないかくらいの物しか作れない。 それに対して、全国クラスではPID制御だの再現性だのと知らない言葉が山のようにあったのです。 一言でいえばレベルが違う。 ここから今に至るまで続く、高専暗黒時代が始まったのです。 僕の高専生活はこの無力感との戦いの歴史といっても過言ではないでしょう。

2年生

気が付いたらロボコンが終わってました。 正直何をしてたのか思い出せませんが、空回りし続けた1年だったと思います。 この年から全国ロボコニスト交流会に参加し始めて、本格的にtwitterを始めてしまった。 より世界が広がり、さらなる無力感へ。 されども、どうにかならぬかと抗い続ける。

とは言っても、だいたい僕はめんどくさいものが嫌いな性なので、逃げるに徹する。 ロボコンは続けるけど、デザインとかに力を入れ始める。

3年生

デザインばっかりやってた年でした。 ロボコンでもチェックシートの導入やロボットのロゴ製作の方が楽しかった思い出があります。 さすがにオフシーズンまでロボコンをやる気にはなれず、たまたま誘われたコンピュータフェスティバルへの参加をしたのです。

そう、これがある意味僕の転機でした。 それまでロボコンしかしてこなかった僕が初めてそれ以外の作品を作るに至ったのです。 それが、音楽ゲームVIVIDTUNE。 ボルテとチュウニズムを足して2で割ったようなゲームです。 ソフトウェアはもちろんデザインとかハードウェアまで自作しました。

f:id:Cilvia:20160619204915j:plain

作ってて楽しく、いろんな人にいい評価をもらえた初めての作品でした。 これは本当にうれしく、正直これまで全く報われなかったロボコンより熱くなれました これ以降は調子に乗って、人にかっこいいとか言われる作品作りにシフトしていきます。

あと、kosen14sに入ったのもこの年だった気がします。 初めて同級生のロボコン以外のメンバーとつるむようになりました。 これがまた気の合う人たちで、今もslackベースで割とちょこちょこinしてます。 合宿やったりLTやったり本当に楽しいメンバーたちです。 またおとまり開発やりたい。

4年生

とにかくインターンに行くようになりました。 最初はpixivさんのインターンに行ってわいわいやったり、逆求人に行ってオラオラしてました。 そしたら夏休みに、リブセンスさんとチームラボでインターンしてました。

あと、リクルートのお金でサンフランシスコにも行きました。 ここでは本当にいろんな体験をさせてもらいながら改めて自分について考えさせられるいい機会になりました。 だって会う人会う人が起業家だったり、強い人だたりするので考えないといけない状態に置かれるんですよね。 結局最終発表までに考えを煮詰めることはできず中途半端で終わってしまったことは今でも後悔しています。 自分はエンタメに行きたい、初めてそう決めたのもここでした。 それをもっと広げてどんなジャンルでどんなふうに活躍したいのか、それは今後の課題です。

今年も懲りずに、つやまロボコンへ参加していました。 ほぼ一人で参加したこのロボコンでは、自分がこれまで積み上げてきたものをすべて使ってロボットを作ることを目標にしていました。 fusion360での本体設計やプログラム・回路・ロゴデザインまでほぼすべてを担当していました。 4週間を寝る時間すら削って作ったこのロボットは今でも自分の誇りです。 ただ大会で自壊してかなり泣いた。

そして、これを作り上げたと同時にものづくりへの情熱が燃え尽きました。 いわゆる燃え尽き症候群です。 これ以降半年間なにも手につかなくなりました。 ものづくりが楽しくなくなったのです。 作ろうにも、これまでの自分を越えなければならいという自分へのプレッシャーと他人からの遊び心地や評価をかなり気にしてしまっていました。 本当にどん詰まりです。

5年生

死です。 完全なる死を迎えました。 知ってる人は知ってるでしょうが、詳細を語る気はないです。 あと筑波大学の受験をしたけど、落ちました。

そこから夏休みになって懇意にしてたグリーの方のとこで働いているうちにものづくりのモチベーションが回復していきました。 正直企業で働く方が自分に合っているとまで感じてしまった.......社畜の才能にあふれている。 泊まっていたKVDの人にもかなり相談に乗ってもらっていました。

そして10月ごろヒメヒナにドハマりしました。 推しができたとたんそれまで作るモチベーションのなかったCSSアニメーションを作り、気が付いたらファンサイトとして公開していました。 ノリって怖いね。 そして束の間に、卒研中間論文->受験用ポートフォリオ & テスト -> 卒研中間発表 -> 受験 の即死コンボで今死んでいます。

まとめ?

 高専に入ってからかなり見える世界が広がったと感じます。 それは自分に新たな選択肢を与えると同時に、上には上がいるという無力感・絶望を与えてくれました。 おかげで、毎年のようにアイデンティティに悩む羽目になりましたが、人をワクワクさせたいという自分の根源に気が付くことができたのはとても良かったと思います。 そのうえいろんな技術を知ることができ、ロボットを一人で作れるようになっていました。今ではデザインもある程度できるし、webデザインとかにも手を出せるようになりました。 正直、今後何で食べていくのかは自分にもわかっていません。 やってみたいことは多いものの、今の時代において器用貧乏より専門家の方が好まれていることはわかっています。 すごく迷ってはいますが、グラフィックデザインとかウェブデザインが今の興味分野なので、これで飯を食いつつ映像とか音楽とか絵とかにも手を出していきたい人生です。

さて、明日は我が津山高専の期待の星(ホープ)であるterfno君です。dailyUIのことについてクレイジーに書いてくれるらしいので楽しみにしましょう!!!

では。